友よ友 よ なんとロマンチックな友よ 月に星に青葉に白雪に春風に木陰に感傷的な友よ 君のほのぼのとした暖かき眼差しは何故にうまれた 強き男だけに君のもつ柔らかさは不思議なことに 素晴らしき意味をもつ 弱き者には味方する君の情けは君知る我の不思議な情けなり 感傷的にもの思い人間が好きで酒をのむ 人の死に目には会おうとしただひたすらに女も男も平等に愛す 明るき笑顔をもちながらふと暗い陰を見せ涙を滲ませる ああそんな友の生きる姿に我は心うたれる そして我もそのような感受性の中に生きてゆきたいと願わん 酒ものまず煙草もすわず孤独が好きでいつも自分の健康に 気をつかい生きがいもなく心貧しくなまぬるい季節なき日々の そんな我に君のような外見は華やかでなくとも 内面には華やかないくつもの花が咲き乱れ唇にはいつも 歌がありいつも人の幸せを祈る 君のような男に我はなりたい 友の情けに泣き貧しき人の心にうたれ寂しき労務者の安楽を祈り 父母の言葉に家庭の喜びを知り 愛を語る恋人に拍手して 貧しくも人間が好きで腹もたてず行く末の幸を願い心豊かに 笑い泣き古き友に感激し遠い故里を偲ぶそんな男になりたい 正しき人に味方して世の平和に溺れることなく一日を ゆったりとのびやかにそんな人生でありたい ああ君のほのぼのとした懐かしき暖かき 眼差しのように今日から我は生きていく 君のようにロマンチックに生きていく 君の眼差しのように生きていく ジャンル別一覧
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